すべて忘れてしまうから:ちょっと不幸なくらいがほっとするんだよね
よく10年後どうなってるかなって話してましたよ
私にとって、とても投げかけのあるドラマだった「すべて忘れてしまうから」
最終回で、阿部寛とCHARAが「最近どうなの?」って何げなく話しかけている展望台で、望遠鏡を見ながらCHARAが返した言葉が、シンプルでものすごく強烈で。
「いや、ほっとするかな。親子とかさ、恋人だとかさそういのってめんどうじゃん。ひとりの少し不幸なくらいがほっとするんだよね。わかる?いまさらずっと一緒にいるだとか約束もしたくないし。でもさ、ずっと友達でいてね。」
日常って、少しずつ変化しながら、でも続くのよね。生きてるって。
とても好きなドラマでした。
秋の終わりの山歩き @城山〜黒松〜ロックガーデン
冬の入り口と秋の終わりが入り混ざったような日に
するっと、てくてく、山に入ってきました。
下界ではびびって、いつもより多めにシャツを重ねたり、
ウルトラライトダウンを詰め込んだりしていたのですが、
この季節なのに、阪急芦屋川のローソンでお決まりのアイスコーヒーを買って、城山の入り口に着く頃にはもう暑くて、いろいろ脱いで、普段の山スタイルになってました。んー、今年の冬はあたたかい…!
よく晴れていて、和歌山の方まで少し見えました。
黒松下の岩は貸切で、ごろごろ岩盤浴しながら休憩。
丹波のごろごろ栗のおにぎり、やっぱり山の上で食べると倍おいしい♡
マリメッコのテキスタイルみたいな、冬と秋がいっしょにいる山。
意外と茶屋界隈が、まだまだ紅葉がキレイでした。
今年のもう六甲納めかな、と思いつつ、
15度越える日があれば、半休とってひとりものすごい勢いハイペースで登りに来てしまうかも…。
下りは、すんなり魚屋道〜風吹岩でおりるとかなり早くて楽チン。
オーソドックスすぎて少し物足りないけど、いつもどおり岩にもぶつかってひざケガしてました。笑
それにしても、汗をかくと、登ってる最中でもおなかが冷える、を初体験。
おなか、腰回り、冷やさない。下界も山も同じ、同じ。
こんなに歩いても、そんなにカロリー消費されてないのを確認して終了。おつかれさまでしたー!
ご冥福をお祈りします
旅でとてもお世話になった、阿武さんが11月の終わりにお亡くなりになりました。
座間味のcoral diversさんのInstagramの投稿で知りました。
以前から、体調を崩されていることを聞いていたり、
奥様からもメッセージをもらったりもしていて、
コロナ禍が明けたら、またお伺いできるといいな、と思っているうちに、私も体調を崩してしまい、座間味にも、阿武さんのお別れの会にも行けないまま、今こうして文章を書いています。
台風が迫る中、島にやってきた私たちと一緒に過ごしてくれた阿武さん。
海の中で阿武さんがガイドしてくれる世界ももちろんとびきりキラキラと輝いていて、芸術と自然が表裏一体になった音楽を、40分間奏でるような唯一無二の時間なのですが、
台風の中、地上で見せてくれた世界や言葉も、どれも阿武さんの繊細でいて優しい、とても大切なメッセージばかりでした。
4年前、当時のことを自分が書いた文章を読み返して
あのとき、阿武さんが伝えてくれたことを、
私はいつの間にか忘れてしまっていて、
阿武さんにもう会えないことや、忘れてしまっていたことが悲しくて、胸がきゅっとなって、鼻水でぐずぐずになるくらい泣いてしまっています。
きっと阿武さんの方が、痛かったり、苦しかったりしたはずなのに、
誰かに何かを期待したり、寄りかかってしまいそうに生きてる私が、そんな泣いてしまっていいはずないのですが、どうしてこんなに泣いてしまっているのか自分でしっかりわからないと、と思っています。
4年前の2019年の秋につくった自分カタログ「ぬくもり人」より。
大切なことをたくさん、教えてくださってありがとうございます。
阿武さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
秋、東京でリアルセミナーに登壇@ネットショップ担当者フォーラム
ひさしぶりに、東京でリアルセミナーに登壇させていただきました。
クロージング講演
ワコールウェブストアが取り組む顧客視点のコミュニケーションアプローチ
~CX向上を目指したUI改善のトピックス ここ1年のお話を中心に~
株式会社ワコール
豊﨑 真緒
パネルでも、共演でもなく、ひとりで話すのはすごくひさしぶりで、しかも貴重なコロナ禍明けのクロージングセッションで、大阪とはまた違った緊張感のある中、登壇させていただきました。
パーティではオンラインMTGでしかお会いしたことがなかった方や、
おひさしぶりの方にもたくさんお会いできたり、
大阪での心強い先輩方にもお会いできたり。ありがとうございました。
オンラインセミナー慣れしたコロナ禍を越えると、
なかなか、丸一日をあけるが難しくなりがちなのですが、現場で語る熱量や、登壇されてる方の空気感を感じると、インプット係数がやはり違いますね。
仕事に追われて、置いてきてしまいがちだった、マーケティングって大変だけど、楽しいんだよね、という気づきをあらためて。
インプレスさん、夏に引き続き、貴重な秋の大きなフォーラムの機会もいただき、ありがとうございました。
裏枠が強すぎて、私の話なんて・・・・と、控室でずっと思ってましたが、
ひょんなことから、Web担側に登壇していた古巣の大先輩(iact 西原さん)にもお会いできて。
私のデジタル人生のきっかけを作ってくださった方で、控室でご挨拶のち、お見送りさせていただきまして。
すこーし、Webに疲弊していたのですが、
なんだかんだと長く続けていると、変わらないおおらかな笑顔の西原さんと、こんな風に再会できるんだなって、続けてきてよかったなって思いました。(そこ?
登壇の機会をくださったみなさま、お会いできたみなさま、素敵な時間をありがとうございました。
六甲山登り:城山〜岩梯子〜荒地山〜一本松ルート
体調を崩したり、猛暑だったこともあったりして、
11月に入って、ようやう今年初の六甲登山!
自宅から、てくてく歩いて、
のんびり入れるいい山がご近所にあるって、
本当になんていい環境なんでしょう♡
三連休、11月でも夏日だったので、
いつも通り、阪急芦屋川駅前のローソンでアイスコーヒーと行動食をゲットして、スタート。
山芦屋の住宅街を歩いてるときに
「本当にきつい坂だなあ・・・・」って親子二人で言い合ってたのが、かわいかったです。
(山、まだはじまってないよ〜 笑)
いつもRunkeeperでタイムを、ポイントごとにとってるのですが、
ピラティス効果なのでしょうか、一本松まで全然休憩することなく、一気に上がりました。
体重が減って、からだが軽くなったっていうのもあるんだろうなあ。
初六甲メンバーを引き連れていたのですが、すっかり先輩ヅラです(笑
黒松の一本松で食べた、アナゴおにぎり。
(お土産でもらったアナゴ、冷凍していたのが思わぬところで大活躍・・・!)
11月なのに、ぽかぽかしていて、
岩のうえで、のんびり1時間ほど休憩してました。
お向かいの黒松でも、ランチパーティをされていて、楽しそう。
外で食べるごはんって、なんでこんなにおいしいんでしょうねえ。
休憩が終わる頃には
「ああ、私、もう仕事したくない・・・」って、
脳のストッパーがゆるゆるで心の声がダダ漏れになりながら、後半スタートしてました。聞こえてたかな?
いい、いい。心の声がプワーって出てくることは、いいことよ。ね。
後半は、無事水飲み場まで行けて、
久しぶりの湧き水で水分補給をして、キャッスルウォール前を通って下山。
治山工事をしていて、通行止めになっているエリアがあって、
いつものようにスムーズにロックガーデン横へ抜けられなくて、焦りました・・・!
偶然居合わせて、助けてくれたファミリーに感謝です。
夏日とはいえ、山の中は日が短くなってるので、余裕持って動かないとですね。
しばらくは、魚道ルートで抜けるのがいいかなあ。
帰りはロックガーデンを抜けて、高座の滝で終了です。
ひさしぶりの山は楽しくて。
年内、あと何回か、登れますように。
母、退院してその後。
先日の投稿で入院していた母が退院しました。
病院の定期診察について行ったり、
母の様子を毎日聞いたりしています。
それくらいしかできないのが、なんとももどかしい。
退院後、母からよく、おかずが届くように。
長芋は冷凍のじゃなくて、ちゃんとお芋から仕入れて炊いたんだって。
父のこともあって、薄味にうまくできてました。
あとは血液をサラサラにする効果がある酢の物。
エビスタの優勝セールで、タコが安かったらしいです。
いいな、優勝セール!結局、行けずじまいでした。
こちらは母お得意のにこごり。小さい時からよく食べたなつかしい味です。
母に写真を送ると
「お豆がおしゃれになってるー!」って返事が来ました(笑
12月、娘がこちらへ帰ってくるのを楽しみに、
のんびり、無理せず、過ごせますように。
病院食より、やっぱりおうちごはんの方がいいですね。
母のこと。
先週末、休まず働いていたときに、母からよくない知らせがありました。
大叔父夫婦も心配してくれて、京都までご祈祷へ行ってくれました。
この大叔父夫婦の後ろ姿には、何度見てもぐっときます。
知らせを聞いてから、仕事のリリース前のプレッシャーと、母が抱える日々を思うと、母がいちばんわからなくて不安で、痛くて、私が泣いてる場合じゃないのに、いろんな思いが入り混じった時間を過ごしてました。
強がりな母は、入院の見送りもお見舞いもいらないって言ってたけど、結局、私は図々しくついていき、お見舞いも行けることに。
週末は治療がお休みなので、母の好きな焙煎したてのコーヒーとホットミルクをボトルに詰めて、スイーツを持って病院へ行き、日が暮れるまでいろんなことを話してました。
一方で、治療の妥当性や方向性を、医療に詳しい方に相談する日々。
近い未来、たとえば11月に旅行やお相撲を楽しみにしていた母の日常が、突然ガラリと変わってしまって、不安や気の持ちようをどうしていいのか、そんな風に塗り替えられてしまったのが、悲しいし、病気ってこわい。
母が正しいことを知り、
これからの選択肢を考えられますように。
母と娘、ふだんはなかなか、さっぱりした関係だけど、
今回は嫌がられてもいいから、子供のころ、母が私にしてきたように、私もぐいぐい、いこうと思います。
(マジギレされならこわいなあ…遠い目
今日もコーヒーセットを持って、いってきます。
私の氏神さまにも、病院へ行く前にはご挨拶。
病院はお花を飾らなくなってしまっているから、
殺風景にならないように、娘と私の写真と
お守りを渡しました。
ちゃんとお部屋に飾ってくれてたよ。ほ…!
おかあさん、元気になってね。