おてて絵本Story4:はれのお誕生日

娘とのおてて絵本シリーズ。
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2016.9.19.(Mon) 22:00~ @自宅オフロ
Story4:はれのお誕生日
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この一週間、いろんなことがあり、
家族や娘、自分自身のことを振り返ることが多く、
気づかされることがたくさんありました。

整理できるまで時間が少し掛ったのだけれども
答えは、娘と過ごす時間にあったように思います。

私、34歳。
このままいかなくてよかったように思い、
この気づきをずっと忘れない。

そんなこともあり、
娘と、家族と過ごしたこの三連休。

娘と出かけたり、話したり、遊んだり、
宿題したり、料理したり、
夫もすごく全力でサポートしてくれて、
どうか、少しずつかもしれないけれども、
これから先、目の前のことをしっかりと見ていこうと思う。

「身の丈に合った生活をすること」は、とても難しい。
でも、
身の丈に合う=現状を知り、しっかりと向かい合った行動をする
って、大切だと思った三日間でした。

私にどう変化があったのかわからないけれども、
娘は、自分の思いをぶつけてきてくれていて、
何も特別なことはない、普通の、
「ママがいちばんいい。いっしょにいたい。」
この気持ちにこたえられるように、向かいあいたい。

今夜、娘から
「ママ、おててえほんしようよ。ママとがいい」と言ってきたので
ひさしぶりにおてて絵本をすることに。
もちろん、定番のオフロで。

私:テーマはなににしよう?
娘:なにがいいかなー!ポケモンの話は?
私:うーん。ポケモンかあ。
娘:ピカチュウとプリンがでてくる話がいい!
私:うーん。モンスターかあ。あ、じゃあ「はれちゃんのおたんじょうび」にしよっか!
娘:うんうん、それいーねえ!
私:どんなおたんじょうびがいい?
娘:ドレスを着て、誕生日パーティをする
私:なにいろのドレス?
娘:うーん、ピンク!
私:じゃあ、パーティにだれをよぶ?
娘:ピカチュウとプリン!
私:え!ピカチュウとプリン!!!ポケモンってケーキ食べれるのかなあ。
娘:ほんとだねー!
私:どんなケーキがいいの?
娘:ロールケーキ
私:え!中、生クリームだけど、だいじょうぶ?
娘:いやだー!
私:じゃあいつものケーキね。そしたらおててえほんはじめよっか。
娘:ママがしてー!

安定のママがはなすのを聞きたい流れ。
うまく交わしたいなーと思い。

私:じゃあ、いっしょにしよう!せーの!
娘・私:ぱちぱち!おててえほん!

ふたりでおてて絵本をすることに。
きっとNHKのおてて絵本も、最初はこうやってふたりで話をしながら
ストーリーができあがってから、
子供一人でもういちど話をする段取りなんじゃないかなあ。
最初からひとりで流れを組むのは、きっと難しい。

娘・私:はれちゃんのおたんじょうび
娘:ぷっぷぷぷっぷっぷー♪

娘、超乗り気。入り込んでいる様子。

娘・私:きょうははれちゃんの6歳のおたんじょうびです。
私:スポーツデーがおわったあと、はれちゃんは
娘・私:ピンクのドレスに着替えました。
私:かわいー!
私:じゅはなんていうと思う?
娘:じゅは、「はれちゃんすてきだね」っていいました。

娘、ストーリー口調で、
私の問いかけに対して、加えていく。

私・娘:はれちゃんは、おたんじょうびパーティをひらきました。
私:お客さんはだれ?
娘:おきゃくさんはピカチュウとプリン
私:はれちゃんのペットもよんであげようよ

おてて絵本の中で存在する、我が家のペット。キキとピッピ。
しばらく時間がたっていたけれども、娘は覚えいたみたい。

娘:あと、キキとピッピもきました。
私:動物だらけだねえ笑

娘は楽しそう。

私・娘:ケーキのローソクを消して、みんながおたんじょうびおめでとうって言いました。
私:はれはどう思ったの?
娘:はれちゃんはみんなにおいわいしてもらってうれしかったです。
私・娘:おしまい。

娘:つぎつぎ!つぎはなんの話にしよう?
私:今日はここまでにして、次のおてて絵本のテーマにしよう。
  そうだなあ。次はきっとじゅのお誕生日じゃない?
娘:うんうん。そうだねー!ママのおたんじょうび、おわったもんねえ。

きっと、身近な人のことや、
季節ごとと連動しているほうが、入りやすいのかも。

今回のストーリーもとても単純なのだけれども、
娘がどう感じるか、夫がどう感じて、どう話すか、
彼女が自分で考えて、話をつなげることができて、
今までの行動中心だったおてて絵本より、少し感情が入った内容になったと思う。

本当に、親としては、
この絵本を毎回、残したい…!と思うので、
残す術があれば、ホントにアーカイブ化して残して
親が壁にぶつかったときなんかにも見直せたら、いいな、と思う。

明日から出張で不在になることを
彼女はすごくさみしがっていて、
今までこんなに正面から「さみしい」なんて
言ってきたことってあったかな?と思う。

「はれもしゅっちょう、いっしょにいく!」
「さみしい。いやだー!」
「しゅっちょう、キャンセルして!!」

代理店サイドにうつってから、
シゴトやセミナーで泊まりがけの出張がすごく多くて、
それでも行く前にそんなことを彼女が言ってきたことはなかったと思う。
出張に出た後で、ぽろっとさみしいって言っていたことは
夫伝いに聞くことはあったけれども。

娘は小さいころから保育園に通っていたこともあって、
私がシゴトでいなくても、出張でも、
それなりに理解してくれていたと思っていたけれども、
それはすごく湾曲した親のいい解釈なだけであって、
さみしいけど、我慢してたんじゃないかな。

娘と向き合っていくことで、
遊びを一緒にしていくことで
彼女が自分の気持ちをぶつけてきてくれるようになったのは
私たちの関係においては、大きな変化のひとつだと思う。
(世間からしたら普通でしょ、って感じですが…)

後ろ髪ひかれながらも、明日から出張、行ってきます。

帰ってきたら、またあそぼうね。

はれ、ありがとう。ごめんね。

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2016/09/20 1:30:00 by maopucci
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